2016.03.05 UP

構想計画所 「 離人/島  ー人間よりも前から来る、あるいはその後へと向かうものー」

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会期:
2016.3.5 sat - 4.3 sun
時間:
11:00 - 19:00 月曜休廊

この度gallery COEXIST – TOKYOでは、3度目となる構想計画所の展覧会『離人/島』を開催いたします。本展は、2014年に開催した『疑存島』、昨年の『無人=Atopia』と同様に、島という形象、あるいは無人島という人間不在の世界から投げかけられる諸問題に、応答するかたちで構想されています。

構想計画所は、2014年に開催した『疑存島』で小説『疑礁』を出版し、第三者に対して立証不可能であるはずの「他者なき世界=無人島」に迷い込んだ人物の体験を、他者の傍証の過剰な重ね合わせから描き出し、会場では小説に登場する主人公の研究室を再制作という形式で展開させました。また、続く2015年の『無人=Atopia』では、潮汐を利用して月の満ち欠けを模倣する人工の無人島を構想し、私たちの習慣を形成する礎である周期的な運動を援用しながらも、私たちとは無関係な「何処にもない場所=島」を不気味な領域として提示しました。

そして構想計画所は、3度目となる今回の展覧会のために、『疑存島』や『無人=Atopia』でも言及の対象とした、ある哲学者が無人島について著したテクストの英訳版「Desert Islands」※を翻訳し、それを基に創作したテキスト「無人/島」を発表いたします。

展示の中心となるこのテクストは、人類の延命と世界の復興を可能にする場としても描かれうる「無人島」を、人間の発生以前/絶滅以後の世界として上書きするかたちで、保存し直す試みであるといえます。そしてそれは、人類の生存を前提とする「想像力」を、生存から切り離された彼方のものとして客体化する試みを示してもいます。

構想計画所のこの試みはテクストとは別様に、カメラオブスキュラの原理を基とする複数枚の写真作品と、その原理を援用した箱状の作品群として会場で展開されます。これらは身体とともにあっては見ることのできない光景の存在を想像的に補完する試みであると同時に、「想像力」を人間にとってのそれからも隔絶させ、人間とは無関係な「非人間的な想像力」の発見を誘っています。

展覧会初日には、美学・表象文化論を専門とする星野太氏をゲストにお迎えした講演会「絶滅の哲学 —レイ・ブラシエ『ニヒル・アンバウンド』から出発して—」を開催し、最終週の土曜日にクロージングイベントとして、本展構成員によるポエトリーリーディング「無人/島の砂浜」(朗読者:酒井一有)を開催いたします。
どうぞご高覧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

島津こころ [本展企画者]

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※SOMIOTEXT(E) FOREIGN AGENTS SERIES Gilles Deleuze, Desert Islands and Other Texts 1953-1974, Edited shelf life for viagra by David Lapoujade, Translated by Michael Taormina

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, Somiotext(e) 2004, pp.9-14.

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本企画展「離人/島」構成員:酒井一有/神宮巨樹/久村卓/前野智彦/三田健志756_D_B8895

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